⚾【朗希の現在地】佐々木朗希、復帰登板で球速伸びず

～ロバーツ監督「少し驚き」…復活への道は険しくも希望あり～
2025年8月15日（日本時間16日）、ドジャース傘下3Aで調整登板を行った佐々木朗希投手。
右肩のインピンジメント症候群からの復帰戦となったこの試合で、球速が思うように上がらず、ロバーツ監督も「少し驚き」とコメントしました。

最速95.7マイル（約154キロ）、平均球速93.6マイル（約151キロ）と、佐々木投手本来の“爆速”には届かず。
それでも、本人は「痛みの原因が分かった」と語り、復帰への手応えを感じている様子です。

🩺【故障からの復帰】3カ月以上のリハビリを経ての登板
佐々木投手は5月9日の登板後、右肩の違和感を訴え、負傷者リスト入り。
その後、約3カ月以上にわたるリハビリを経て、ライブBPを3度こなし、今回のマイナー登板に臨みました。

結果は3回途中6安打3失点と苦戦。
球速だけでなく、制球やキレにも課題が残る内容でしたが、復帰初戦としては十分なステップとも言えます。

🧠【ロバーツ監督の見解】「直接本人に話を聞きたい」
ロバーツ監督は「心配というほどではないが、期待値としては90マイル後半まで上げてほしい」と語り、
今後の調整登板を見守る姿勢を示しました。

「もう少し詳しい背景を本人から直接聞きたい」とも述べており、
佐々木投手の状態を慎重に見極めながら、メジャー昇格のタイミングを探る構えです。

🔥【復活への鍵】球速よりも“感覚”と“自信”の回復が重要
佐々木投手は「なぜ痛みが出るのか分かった」と語っており、
技術的な修正だけでなく、メンタル面でも前向きな変化が見られます。

球速が戻らないことに焦るよりも、まずは“痛みなく投げられる”という感覚を取り戻すことが重要。
今後の数度の登板で、どこまで出力を上げられるかが、メジャー復帰の鍵となります。