スポーツ界では数々の感動が生まれますが、2025年の世界陸上でひときわ異彩を放った選手がいます。
女子やり投げで銅メダルを獲得したオーストラリアのマッケンジー・リトル選手。彼女はなんと、現役の医師としてもフルタイムで働く“ドクター・アスリート”なのです。
女子やり投げで銅メダルを獲得したオーストラリアのマッケンジー・リトル選手。彼女はなんと、現役の医師としてもフルタイムで働く“ドクター・アスリート”なのです。
⚡ 命を救った後に挑んだ世界陸上
大会前、リトル選手はシドニーのロイヤル・ノースショア病院で勤務中に、救急外来で心臓発作を起こした男性の命を救いました。
まさに人命救助を果たした直後に、オーストラリア代表として世界陸上へ合流。そして東京・国立競技場で行われた女子やり投げ決勝に臨み、63メートル58を投げて見事銅メダルを獲得しました。
スポーツと医療、二つのフィールドで輝く姿はまさに奇跡のようです。
🌟 医師とアスリートの二刀流
リトル選手は普段からフルタイム勤務の医師として働きながら、世界最高峰の大会「ダイヤモンド・リーグ」にも参戦。
「医師とプロアスリートという二つの人生を両立する並外れた能力」と海外メディアが絶賛するのも納得です。
本人はインタビューで、
「困難な時でも、これが自分にとって最善だと信じてきた。今の仕事は非常にやりがいがある。メダルは孤独な努力へのごほうび」
と語りました。強い信念が、彼女を支えてきたのでしょう。
🏆 努力が実った銅メダル
やり投げの世界でメダルを掴むのも至難の業。しかもフルタイムで医師を務めながら世界レベルの舞台に立つなんて、想像を絶する努力と時間の積み重ねです。
彼女の銅メダルは、単なるスポーツの成果を超えて「人間の可能性」を示す象徴的な瞬間でした。
💡 今後のマッケンジー・リトルに期待
これからもリトル選手は、患者の命を救いながら、陸上界でも輝きを放つことでしょう。医師としての使命感とアスリートとしての情熱、その両方を胸に進む彼女の姿は、多くの人に勇気と希望を与えてくれます。
スポーツと医療を両立する“ヒーロー”の物語は、まだ始まったばかりです。
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