⚽ 久保建英はなぜビッグクラブに選ばれない？副編集長が語る“言い訳できない”今季の真価

今夏、リヴァプールやアーセナル、アトレティコ・マドリーなどへの移籍が噂された久保建英。しかし、最終的にどのビッグクラブも正式なオファーを出すことはなく、彼は今季もレアル・ソシエダでプレーを続けることになった。

スペイン紙『as』の副編集長ハビ・シジェス氏は、「私がSD（スポーツダイレクター）なら獲得しない」と語り、その理由を冷静に分析している。

📉 最大の課題は“継続性”と“決定力”

久保のプレーは、技術・視野・献身性・ドリブル・ポジショニングなど、世界トップレベルの要素を兼ね備えている。しかし、最大の課題は「安定感」。1試合ごとの浮き沈みが激しく、「今日はキレがある」「今日はダメだ」の繰り返しが続いている。

さらに、昨季のラ・リーガでの成績は5ゴール0アシスト。6000万ユーロという高額な契約解除金を支払う価値があるかと問われれば、ビッグクラブのSDたちは首をかしげるだろう。

🌟 それでも久保は“とんでもない選手”である

シジェス氏は、久保のポテンシャルを高く評価している。右サイドでの突破力、中央への流動性、守備への献身、プレービジョンの高さ。どれを取っても、久保は“ビッグクラブでプレーして然るべき”選手だと断言する。

だからこそ、今季は「言い訳できない」シーズンになる。チームの調子が悪くても、久保自身が“灯台”となってソシエダを導く存在にならなければならない。

🧭 久保が“羅針盤”になる時が来た

新監督セルヒオ・フランシスコのもと、ソシエダはまだプレースタイルを確立できていない。そんな混沌の中で、久保がチームの方向性を示す存在になれるかどうかが、今季の鍵を握る。

かつての師・ダビド・シルバがそうだったように、久保が“肉でも魚でもない”チームを自らのフットボールで形づくることができれば、来夏の移籍市場では間違いなく注目株になるだろう。

🎬 まとめ：久保建英は“今季こそ”世界に証明する時が来た

久保建英は、もう“期待の若手”ではない。24歳、EU圏外枠、6000万ユーロの価値を持つ選手として、結果を出す責任がある。今季の彼のプレーが、未来の扉を開く鍵になる。フットボール界は、久保建英を忘れてはならない。