⚽ 久保依存の限界？Rソシエダード、降格圏内で苦しむ“迷走の序章”

🔍 開幕7試合で勝ち点5…10年ぶりの低迷にファン騒然
欧州の舞台で躍動してきたRソシエダードが、今季はまさかの降格圏内18位に沈んでいる。開幕から7試合で1勝2分け4敗、勝ち点わずか5。これは過去10年間で最低の成績であり、クラブの歴史においても危機的状況だ。
新監督セルヒオ・フランシスコの就任、補強の遅れ、主力の大量放出など、クラブの体制に大きな変化があった今季。特にセンターフォワードの補強がなかったことは、得点力不足に直結しており、久保建英への依存がより顕著になっている。

📉 補強の遅れと不安定な戦力構成…迷走するクラブ運営
スビメンディをアーセナルに売却し、8000万ユーロの移籍金収入を得ながらも、補強に使ったのはわずか2150万ユーロ。しかも獲得した選手の多くは即戦力とは言い難く、負傷やコンディション不良で出場できない選手も多い。
久保のバックアップとして期待されたゲデスも不発。守備面ではミスが目立ち、セットプレーの弱さも露呈。唯一のクリーンシートは第6節マジョルカ戦のみで、安定感に欠ける試合が続いている。

🦵 久保の足首問題とプレーゾーンの変化…攻撃の偏りが浮き彫りに
久保建英は足首の痛みを抱えながらプレーしており、ドリブル回数や成功数も昨季より大きく減少。右サイドに張るプレーが減り、中央に入る動きが増えたことで、攻撃の起点が左サイドに偏る傾向が強まっている。
その結果、バレネチェアが攻撃の中心となり、ドリブル成功数やクロス数でリーグ上位にランクイン。久保の不在時にどれだけ攻撃の幅を保てるかが、今後の鍵となる。

🌟 代表戦欠場の可能性も…久保の回復とエレーラ復帰が希望の光
久保は次節ラヨ・バリェカノ戦や代表戦（パラグアイ、ブラジル）を欠場する可能性を示唆しており、ここでしっかりと回復できるかが重要。さらに、負傷中のヤンヘル・エレーラが10月半ばに復帰予定で、ようやく全メンバーが揃う見込みだ。
Rソシエダードはこの国際Aマッチ期間を経て、再び浮上のきっかけを掴めるか。久保依存からの脱却と、チーム全体の再構築が急務となっている。