🧢異例の18人！関東第一高校野球部を支えた女子マネジャーたちの熱い夏

🏟東京対決の舞台裏にいた“もう一つの主役”
第107回全国高校野球選手権大会。関東第一高校は日大三高との東京対決に惜しくも敗れ、ベスト8で夏を終えました。注目の一戦の裏側で、アルプススタンドから声援を送り続けたのは、なんと18人もの女子マネジャーたち。彼女たちの存在が、選手たちの背中を押し続けていたのです。

👩‍🎓希望者20人→最終18人へ　“断らない”監督の信念
昨夏の準優勝をきっかけに、関東第一の野球部はさらに注目を集めました。今年の春には、女子マネジャー希望者が約20人も集まりました。多くの高校では人数制限を設ける中、米沢貴光監督は「希望してくれた子を断ることはしない」と全員を受け入れました。その結果、3年生5人、2年生3人、1年生10人の計18人が“女子部員”として活動することになったのです。

🕒週末限定の活動でも、心は常にグラウンドに
関東第一では、野球部員がスポーツコースに所属し、平日は千葉県内のグラウンドで練習を行います。マネジャーは一般生徒のため、基本的に土日のみの活動。それでも、朝のスポーツドリンク準備から、ノックの球渡し、食事の手伝い、草むしりまで、彼女たちは全力で選手を支え続けました。

🌱“徳を積む”環境整備　涙と笑顔のマネジャー魂
「環境整備は徳を積んでいるのと同じ」と語るのは、3年生の高橋ひさのさん。選手が活躍する姿を見るたびに、「マネジャーをやっていて良かった」と感じるそうです。公式戦ではベンチに入れないという現実もありますが、「選手が一人でも多くベンチに入れるなら」と、常に選手ファーストの姿勢を貫いています。

🎤18人だからできたこと　涙の声援が選手を支えた
意見がぶつかることもある。でも、18人いるからこそ、目が届く場所が増え、支え合える。試合終盤、9回2死になっても声を詰まらせながら応援を続けた彼女たち。負けが決まった瞬間には涙が溢れましたが、最後まで拍手を送り続けました。

この夏、関東第一の野球部を支えたのは、間違いなくこの18人の女子マネジャーたちの情熱でした。彼女たちの存在が、選手たちの力となり、チームの絆を深めたのです。