⚾️「WBC決勝戦の再来なるか？」 大谷翔平、プレイオフで“クローザー起用”の可能性に注目集まる

ワールドシリーズ連覇を目指すドジャース。だが、ここに来て首位の座をパドレスに奪われ、ブルペン陣の不安定さが浮き彫りになっている。特に守護神不在は深刻で、タナー・スコットはMLB2位のセーブ失敗数を記録し、防御率も4.14と安定感を欠く。

そんな中、浮上しているのが「クローザー・大谷翔平」案。WBC決勝戦で見せた圧巻のリリーフが再び見られるのか、ファンの期待が高まっている。

🧠先発ローテは盤石、だからこそ“ブルペン翔平”が現実的

今季のドジャースは、山本由伸、スネル、グラスノー、カーショウと4枚のエース級先発陣が揃い、ローテーションは盤石。短期決戦では4枚で十分なため、大谷を先発に組み込む必要はない。

むしろ、ブルペンの弱点を補う“切り札”として、大谷をクローザー起用することで、勝利への貢献度を最大化できる可能性がある。

⚠️二刀流ルールの壁と現実的な投入タイミング

現行のMLBルールでは、中継ぎ登板後に指名打者の資格が失われるため、打者・大谷を残すには「クローザー限定」の登板が前提となる。

そのため、現実的な投入タイミングはリーグ優勝決定シリーズ以降、あるいはワールドシリーズ限定と見られている。ロバーツ監督も慎重な姿勢を崩していないが、他に適任者がいなければ「WBC決勝戦の再現」が現実になるかもしれない。

🎯ファンの夢と現実の狭間で

「打って、走って、守って、そして最後に締める」――そんな“翔平劇場”がポストシーズンで再び見られるのか。ドジャースの戦略と大谷のコンディション次第では、歴史的な瞬間が訪れる可能性は十分にある。