しかし、その華やかさの裏で、選手や関係者から運営・環境面への不満が噴出している。
中でも注目を集めたのが、ジャマイカ代表の名将スティーブン・フランシス氏による痛烈な批判。
「これまで見てきた中で最悪の世界陸上」と断じたその言葉は、世界陸上の“課題”を浮き彫りにした。
🚨 「語るには15分では足りない」――問題は山積みだった
フランシス氏は母国メディア『Jamaica Observer』に対し、「問題を語るには15分では足りない」とコメント。
「日本の責任ではない」としつつも、世界陸上競技連盟が“選手ファースト”の原則を忘れていると指摘した。
彼が育てたアサファ・パウエルやエレイン・トンプソンといった世界的スプリンターたちの経験を踏まえた発言だけに、重みがある。
🚍 サブトラックが3km離れた“異例の配置”に選手困惑
最大の問題点として挙げられたのが、サブトラックの距離。
国立競技場から約3km離れた代々木公園陸上競技場に設置されたことで、選手は専用バスで約15分かけて移動する必要があった。
「レース開始の1時間前にはウォームアップを終えなければならなかった」とフランシス氏。
最終調整のタイミングがズレることで、パフォーマンスに影響が出た可能性もある。
🏨 ホテルチェックインに9時間!? 宿泊環境にも不満爆発
さらに驚きの声が上がったのが、宿泊施設のチェックイン問題。
約2000人の選手とスタッフが同宿する大型施設では、チェックインに9〜10時間もかかったという。
「そこから全てが悪化した」と語るフランシス氏。
感染症リスクや生活の不便さも含め、選手にとってストレスの多い大会だったことがうかがえる。
🥈 銀メダルのトンプソンも“本来の力を出せなかった”と示唆
男子100mで銀メダルを獲得したキシェーン・トンプソンについても、フランシス氏は「期待されたパフォーマンスを発揮できなかった」とコメント。
運営・環境面の影響が、選手の結果に影を落とした可能性も否定できない。
📌 まとめ:華やかさの裏にあった“選手の声”に耳を傾けるべき時
東京世界陸上は成功と評価される一方で、選手たちの声からは多くの課題が見えてきた。
サブトラックの距離、宿泊環境、食事、移動――どれもが選手のパフォーマンスに直結する要素。
今後の国際大会では、“選手ファースト”の視点がより強く求められるだろう。
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すあ
@asama222ジャマイカ名将「これまで見てきた中で最悪の世界陸上だ」 運営・環境面をバッサリ「問題を語るには15分では足りない」【東京世界陸上】(CoCoKARAnext) #Yahooニュース サブトラ無しでどうするのかなと思ったけどまさかのバス移動 news.yahoo.co.jp/articles/304eb…
アヤナミスト
@ayanami_nervジャマイカ名将「これまで見てきた中で最悪の世界陸上だ」 運営・環境面をバッサリ「問題を語るには15分では足りない」【東京世界陸上】(CoCoKARAnext) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/304eb…


























