フィギュアスケートって、本当にドラマの宝庫だなぁ…と、改めて胸がぎゅっとなった一日でした。
2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本フィギュアスケート選手権。トップ選手が集う大舞台で、17歳の少年が見せたのは「完璧な演技」以上のもの。
リンクに立った瞬間から、観る側の感情を一気に掴んで離さない――そんなショートプログラムでした。
その主役は、世界ジュニア王者・中田璃士選手。 しかも…演技中に“鼻血”というまさかのアクシデント付き。
それでも彼は止まらなかった。動じなかった。むしろ、さらに強く、しなやかに滑り切ったのです。
💡 記事のポイント|今日の演技、ここが凄かった!
・全日本選手権という極限の緊張感 ・冒頭から4回転コンビネーションを成功 ・4回転サルコー+トリプルアクセルも着氷 ・演技中に鼻血というハプニング ・それでも89.91点の高得点でSP3位発進
「若さ」や「勢い」だけでは語れない、芯の強さが詰まった数分間でした。
🎉 登場人物の魅力|中田璃士というスケーター
中田璃士選手は、昨季の世界ジュニア選手権金メダリスト。 ジュニア世代ではすでに“頂点”を知る存在ですが、シニアの全日本はまた別世界。
観客の視線、会場の空気、そして五輪を目指すトップスケーターたちの圧。 17歳の彼にとって、決して簡単な舞台ではありません。
それでもリンクに立つ姿は、とても落ち着いていて、どこか覚悟を決めたような表情。
演技後のコメントで「今までで一番緊張したショート」と語っていたけれど、その緊張を“自分の力”に変えられるところが、彼の一番の魅力なんだと思います。
🔥 試合展開を深掘り|完璧に近いジャンプ構成
ショートプログラムの冒頭。 いきなり飛び出したのは、トウループの4回転―3回転コンビネーション。
このジャンプが決まった瞬間、会場の空気が一気に変わったのを感じました。 「今日、来るぞ…!」って。
続く4回転サルコーも成功。 高さもスピードも申し分なく、着氷後の流れがとにかく美しい。
さらにトリプルアクセルまでしっかりまとめ、ジャンプ構成はほぼ完璧。
スピンやステップも、ただ“こなす”のではなく、音楽と感情がリンクしていて、観ていて自然と引き込まれていく演技でした。
💥 まさかのアクシデント|鼻血、それでも止まらない
そして、この日の演技を語るうえで欠かせないのが“鼻血”のハプニング。
演技前に鼻血が出て、ティッシュで拭いてからスタート。 それだけでも集中力を削がれそうなのに、スピン中に「垂れてるな」と感じるほどだったそうです。
普通なら、焦ってしまってもおかしくない。 でも中田選手は違いました。
「まあ、やっちゃおうと思って」
この一言、強すぎませんか…?
自分の状態を冷静に受け止めて、今やるべきことに集中する。 17歳とは思えないメンタルの強さに、思わず背筋が伸びました。
✨ 熱く語る感想|年齢じゃない、“覚悟”がリンクにあった
今回のショートプログラムを見て強く感じたのは、「年齢は関係ない」ということ。
ミラノ・コルティナ五輪には年齢制限で出場できない。 それでも彼は、この全日本を“五輪選考会だと思って挑む”と語っています。
その姿勢が、演技の一つ一つに現れていて… ジャンプの精度だけじゃなく、気持ちの入り方が違うんです。
未来のために、今を全力で滑る。 その覚悟が、観ている私たちの心をこんなにも揺さぶるんだなぁって。
正直、点数以上に価値のある89.91点だったと思います。
🌈 まとめ|この名前、絶対に忘れたくない
全日本フィギュアスケート選手権・男子ショートプログラム。
鼻血というアクシデントすらも、闘志に変えて滑り切った中田璃士選手。
結果はSP3位発進。 でもそれ以上に、「この選手を応援したい」と思わせる力がありました。
フリーでは、さらにどんな景色を見せてくれるのか。 未来の日本男子フィギュアを背負う存在として、これからも目が離せません。
胸が熱くなる演技を、ありがとう。 次の一歩も、全力で見届けたいです。
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Aka
@Aka08104963「あ、垂れてる」演技中に鼻血も…フィギュア17歳・中田璃士、動じず好演技「やっちゃおう」(THE ANSWER) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/480db…
























