🏟3大会連続出場の舞台で明かされた衝撃の事実
9月17日、東京・国立競技場で行われた世界陸上男子やり投げ予選。日本代表のディーン元気選手(ミズノ)が予選敗退となった直後、自らの口で「腰椎が折れていた状態で出場していた」と明かしました。
9月17日、東京・国立競技場で行われた世界陸上男子やり投げ予選。日本代表のディーン元気選手(ミズノ)が予選敗退となった直後、自らの口で「腰椎が折れていた状態で出場していた」と明かしました。
「思った準備ができなかった」と語るその表情には、悔しさと安堵が入り混じっていました。痛みを抱えながらも、世界の舞台に立ち続けたその姿勢に、多くのファンが胸を打たれました。
🧠骨折が判明したのは日本選手権後…それでも投げ続けた理由
ディーン選手は「痛みはずっとあったが、理由が分かってホッとした」と語り、骨折が判明したのは日本選手権後だったとのこと。実際に練習で投げられたのは大会直前の“先週”だったというから驚きです。
それでも「まだまだ頑張ります」と語る姿には、競技への情熱と、諦めない強さがにじみ出ていました。
💍昨秋に結婚、今季は自己ベスト更新も…波乱のシーズン
昨秋には、女子やり投げ元日本代表の佐藤友佳さんと結婚。今季は5月にシーズンインし、7月の日本選手権では自己ベストとなる84m66を記録して2位に入るなど、復調の兆しを見せていました。
しかし、8月の福井大会では67m91と低調。9月上旬のオンライン会見では「腰の痛みで浮き沈みがある」と語っており、体調面の不安は常に抱えていたようです。
🥇ロンドン五輪から続く挑戦の軌跡
ディーン元気選手は、早稲田大学3年時の2012年ロンドン五輪で日本勢28年ぶりの決勝進出を果たし、10位入賞。その後は度重なる故障に苦しみながらも、昨年のパリ五輪でカムバック。ダイヤモンドリーグファイナルでは初出場で5位に入るなど、世界の舞台で存在感を示してきました。
今回の世界陸上では悔しい結果となりましたが、彼の挑戦はまだ終わっていません。次なる舞台での復活に期待が高まります。
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