その舞台に、日本女子代表最年少として立つのが、800メートル日本記録保持者・久保凛(17歳)だ。
彼女の名前は、すでに陸上界では知らぬ者はいない存在。
昨年、日本女子として初めて800mで2分を切る快挙を達成し、今年の日本選手権ではさらに記録を更新。1分59秒52という驚異的なタイムで2連覇を果たした。
🐾陸上を選んだ“意外な理由”
久保凛は小学1年から6年までサッカーに打ち込んでいた。
陸上との出会いは祖母が指導するクラブ活動。駅伝大会で結果を残し始めると、徐々に気持ちは陸上へ傾いていった。
しかし、サッカーと陸上の両立は難しく、家族と悩んだ末に彼女が出した答えは──
「じゃあ、ワンコを飼ってくれたら陸上をやる。」
その“交換条件”で迎え入れられた愛犬「フウタ」は、今も彼女のエネルギー源。
「フウタが応援してくれてると思うと、頑張らなきゃって思える」と語る久保。
競技場には来られないフウタの分まで、彼女は全力で走る。
🧠強さの裏にある素顔
両親は口を揃えて「プレッシャーを感じない子」と語る。
母・恵美さんは「レースのたびにタイムが伸びている」と成長を喜び、父・建二郎さんは「今までで最高の走りをしてくれたらそれで十分」とエールを送る。
久保は、サッカー日本代表・久保建英のいとこでもある。
スポーツ一家に育ち、競技へのストイックな姿勢は父譲り。
しかし、彼女の魅力は“記録”だけではない。
「走ることが楽しい」「自分のリズムを大切にしたい」──そんな言葉からは、競技を心から愛する純粋さが伝わってくる。
🌍世界へ、そして未来へ
今大会、久保は日本女子800mで初の準決勝・決勝進出を目指す。
その挑戦は、1928年の人見絹枝以来、97年ぶりの快挙となる可能性を秘めている。
左脚の肉離れを乗り越え、菅平高原での高地合宿で調子を取り戻した久保。
「自己ベストを狙って、悔いなく走りたい」と語る彼女の目は、すでに世界を見据えている。
17歳──その若さに似合わぬ落ち着きと覚悟。
そして、ワンコと交わした約束を胸に、久保凛は世界の舞台を駆け抜ける。
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